まず、林は『半沢直樹』(TBS系)の名言「やられたらやり返す 倍返しだ」を持ち出し、「このやり返すって考え方がかなり無駄じゃないか」と正義感を持って戦うのは時間の無駄であると話し始める。
「現実ではアホのほうが出世するってこともよくある話で、正義感が強い・能力のある人格者って意外と足を引っ張られるって珍しくないですよね」と正しい人間が必ずしも順当な評価を受けるわけでは無いと説明。これを聞いた千原ジュニアは「わかる。吉本のデキるマネージャーみんな飛ばされる」と身内ネタを交えながら同意した。
続けて、林は足を引っ張ろうとするアホな人の特徴として「まず、あなたに強い関心があるんですよ。無関心だったらいろいろやってこないです。そして、僕はこれが一番重要だと思うんですけど、暇なんですよ。暇っていうのは最大の敵ですよ」と口にする。
さらに、「小人閑居して不善を成す、つまり、つまらない人間は暇にしておくとロクなことをしないと。人間の関わりは3通りで、忙しい同士の人の関わり・暇な人同士の関わり・忙しい人と暇な人の関わり。トラブルが起きるのはここ(忙しい人と暇な人の関わり)だけですよ。こっちは忙しくて向こうは暇で、こっち(暇な人)は攻撃時間がたっぷりある。こんなもの絶対負けるんですよ」と持っている時間が全く違うため、正義感を持ってアホな人に応戦しても勝ち目はなく、不毛であると語った。
番組を見ていたツイッターユーザーからは、「今回の白熱教室、めちゃ納得したな(^^;)。アホは相手にしなければ職場でのストレスが軽減しそう(笑)。」「めっちゃ分かるわ〜。 ヒマな人は攻撃するんだよね、ヒマだから。」「人間関係のトラブルが起きるのは忙しい×暇 なるほど!!! ほんと、クレーマーって暇な人ばっかだ!!!!!!」と林の考えに納得した意見が多く寄せられた。
「この人暇なんだ」「自分に興味があるんだ」と思うだけでも、アホな人にストレスを感じることは少なくなりそうだ。