大久保利通は主役である西郷隆盛とともに幕末期から維新の立役者として活躍。しかし、明治になると西郷との意見の食い違いから、袂を分かつことになった人物。その西郷が西南戦争で倒れると、その後、暗殺されている。
キムタク側は当初、大河ドラマの主役への意気込みを見せていたものの、結局はその願いは叶わなかった。ただ、SMAP解散騒動での最近の好感度急落は、今後の仕事の方向性を転換させざるをえない状況であり、もはや俳優として主役にこだわってばかりもいられない。そこで、主役・西郷隆盛としての盟友である大久保役であるならば、偉人としての功績やドラマでは最初から最後まで出演することになるなど、必ずキーポイントの人物となるはずであり、OKだとキムタク側は納得しているという。
「主役以外の役に積極的に取り組めば俳優としてのキムタクのイメージも変わるのでは。ちなみに、大久保利通は明治維新で大きな功績があった偉人ですが、人気のある西郷隆盛を裏切ったというイメージがぬぐえず、いまいち、人気のない人物。SMAP騒動で、“裏切りモノ”のイメージがついてしまったキムタクにはぴったりなんていう陰口も」(業界関係者)
一部ファンからは、大河ドラマ「西郷どん」は、「篤姫との淡い恋」「ボーイズラブ」などの要素に違和感を感じるファンがいるなど、はやくも話題になっている。大久保役がキムタクとなれば、さらに大きな波紋を広げるかもしれない。