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『水曜日のダウンタウン』、テコ入れを図っている? 警察事件の影響から“社会派路線”に転向か

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ダウンタウン

 今年6月末、芸人の連れ去り企画で警察から厳重注意を受け問題になっていた『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が7月に入り、一部の過激企画に対し「テコ入れ」を図っているという。

 7月25日に放送された『水曜日のダウンタウン』では、電車やバスでの「あるある」シチュエーションの実験として「怖い顔の人がいたら隣は避ける」という説を検証。挑戦者として選ばれたのはバイきんぐの西村瑞樹や天気予報士の森田正光氏ら、芸能界屈指の強面がそろった。西村がいざ実験を開始しようとしたその時、担当スタッフから西村へ注意事項が言い渡された。

 「お年寄りや困っている人がいたら、ただちに挑戦を中断し、席をゆずってあげてください」

 これはコンプライアンスを遵守するための確認作業といい、西村も承諾した。さらには、過去の芸人連れ去り企画で問題になってしまったことが影響していたのか、「ロケ周りの許諾に寛容な静岡県熱海市で行う」というナレーションが挿入され、間接的に「熱海市はOKした」と視聴者に向けて念を押していた。

 他にも、この日の放送では相撲芸人のあかつが、「国道1号線に落ちているポイ捨てタバコのフィルターを拾いながら歩いてたら名古屋くらいでそばがら的なマクラ完成する説」というゴミ拾い企画を放送。あかつは雨の中、濡れながらも、国道に落ちている吸殻やゴミを拾い、通行人から「ゴミ拾いのおじさん」として応援を受けるなど感動的な場面が続く中、ある事件が発生した。

 あかつは神奈川県小田原市で、突然自動車に乗った人から「何拾ってんですか?」声をかけられた。「あ。ポイ捨ての吸い殻です」とあかつが答えたその刹那、自動車の人物は吸っていたタバコをあかつの目の前に放り投げ、そのまま立ち去ってしまったのだ。これにはダウンタウンの浜田雅功も「あんなヤツおんのや……」と絶句。一瞬、社会派ドキュメンタリーさながらのピリピリしたムードに包まれた。

 しかし、あかつは一切怒ることなくゴミ拾いを再開。最終的には説通り、「そばがら的なマクラ」を作ることに成功したのだ。

 この感動のラストに多くの視聴者は感動を覚えたようだが、「いつもの水曜日のダウンタウンとは違う?」という声もわずかながらあった。おそらくこれらの演出は、芸人連れ去り企画で悪評が流れた番組のイメージを上げるため、テコ入れしたとも思われる。

 過激な企画がウリだった『水曜日のダウンタウン』。今回、試験的に取り入れた「社会派路線」は果たして成功するか……?

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