アイドル女優というカテゴリーでトップグループを疾走している中に夏帆(16)という子がいる。これまでに『ケータイ刑事 銭形零』『女王の教室』『エンジン』『世界の中心で、愛をさけぶ』などのドラマに出演し、映画『天然コケッコー』『うた魂♪』では主役を演じている。
バラエティーでは『学校へ行こう!』でみのもんた(63)の脇でニコニコしている。
その「ニコニコしている子」以上の印象を持てないでいたため、ハートを鷲掴みにされることはなかったのだが、ここ数カ月でガバッと印象が変わった。いや、夏帆は何も変わっていないのだろうが、この春公開された『うた魂♪』の宣伝やらで各番組でトークをする機会が増え、話し方とか仕草を穴があくほど見ていたら、評価が急上昇してきたのだ。
その最たる例が、先月27日放送のトーク&バラエティー番組『新堂本兄弟』に出演した時のことだ。彼女はいわゆるおバカアイドル的なバカ発言もしないし、自分の身を削るような特技なんかを披露することもない。ただ屈託なくニコニコしているだけで場が和み、視聴者が幸せな気持ちになる。そもそもそれがアイドルというものではないだろうか?
バカキャラが悪いとは言わないが、夏帆はそんな小手先のテクニックに頼ることなく十分に魅力的なのだ。そして、アイドル女優の時代とピタリと符合した。時代に合うというのは本人とは無関係の「運」の問題だから、ブレイクするためには実力だけでなく絶対に「運」が必要。夏帆には「運」がついて回っているようだ。
さあ、ここまで書いて夏帆に興味があふれちゃってしょうがないという貴方!
そんな貴方にうってつけの映画が公開されてますよ!全国東宝系のGW映画『砂時計』に夏帆ちゃんが出演しています!公式サイトを見たら、なんかセーラー服を着ていて、島根県がどうのこうのとか書いてあるので、そんな感じの映画だと思います(説明になってない)!GWは終わっちゃったけど、行くべし!