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現場ロケをこなす沢尻エリカ!無名時代にはお笑い芸人を目指していた?【有名人の消し去りたい“黒歴史”】

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沢尻エリカ

 V6の岡田准一と女優の沢尻エリカが20日、東京スカイツリーでテレビ朝日開局60周年記念の5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』の特別ライティング点灯式に参加した。高さ350メートルの展望デッキではトークショーを開催し、約300人のファンが歓喜した。

 岡田は親しみを込めて愛人役の沢尻を「ジリさん」と呼び、沢尻も「オカさん」と気さくに応じたが、ドラマ撮影時の現場には緊張感が漂っていたようだ。

 原作は、1965、69年に新潮社から刊行された、作家・山崎豊子氏の同名長編小説である。78年版では故・田宮二郎さんが、03年版の前作では唐沢寿明がそれぞれ主演を務めた。同ドラマは、軒並み20%を超える高視聴率を記録。最終回では、多くの地域で30%を超えるなど連続ドラマの歴史に名を残す“最高傑作”と言われる作品である。今回、岡田主演の同ドラマは22日から放送され、沢尻は岡田演じる主人公・財前五郎の愛人・花森ケイ子役で出演している。

 沢尻というと、平成芸能史に残る「別に…」発言がよみがえる。2007年9月、主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で、司会者の質問に対し「別に…」などと終始やさぐれた態度を見せ、業界のみならず世間から大バッシングを浴びた。

 また、私生活では2009年1月に22歳年上のクリエイター・高城剛氏と結婚したものの、13年12月に離婚が成立。09年には大手芸能プロとの契約も解消。スペインを拠点とする個人事務所を設立し、“トラブルメーカー”的な存在として常に注目を集めた。

 そんな沢尻は、安室奈美恵さんに憧れて小学6年生の時に芸能界に入った。雑誌のモデルを経て、2003年のドラマ『ホットマン』(TBS系)で女優デビュー。だが、天下の“エリカ様”にも“大部屋の時代”はあった。“黒歴史”として封印している過去があるようだ。

 「沢尻は2002年頃『B-1』(TBS系)という深夜帯のバラエティー番組に出演していた。当時、無名の沢尻は、ロバートとピースを結成する前の又吉直樹らとともに番組を盛り上げ、現場のロケを頻繁にこなしていたという。沢尻は元気いっぱいのフレッシュな印象を振りまき、共演者たちからはイジられていたようだ。だが、不満があると文句や愚痴を吐き、当時から仕付けがなっていない“エリカ様”の素質はあったという」(テレビ関係者)

 さらにその頃、“お笑いコンビ”を組んで活動していたという情報もあるようだ。

 「小、中学校の同級生だったグラドルと2003年頃にお笑いコンビ『あみ→ご』を結成していたようだ。高飛車で女王様のイメージからは想像もつかない“エリカ様”はツッコミを担当していたという。沢尻は『いろんな雑誌に企画を出しているんです』と意欲を見せていたが、女優業に芽が出始め、いつの間にかフェードアウトしていったようだ」(芸能ライター)

 「別に…」発言で窮地に立たされた沢尻は、2012年公開の映画『ヘルタースケルター』でヌードを披露。“裸一貫”の演技で、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞にも選ばれた。そして、20年放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演が決定した沢尻は、発表記者会見で感激のあまり、声を震わせ涙をにじませた。

“エリカ様”の愛称を持ち怖いもの知らずの沢尻は、芸能界に“消えない爪痕を残した”ある意味偉大な人物なのかもしれない。

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