住谷は「旦那さまはどんな感じでお過ごしで?」と聞かれると、
「お騒がせして申し訳ないっていう気持ちと、一個人の嫁としての意見なんですが、もう引退してもらいたいなって私は思っていて、主人に結構言っていたんです」
と衝撃の告白。さらに住谷は、
「テレビに出られなくなっても、RGさんと漫才を、それだけは続けていきたいと」とHGが芸人続行の意思を示していることを明かす。
続けて、
「結構もう、私は芸能界ですごい尊敬っていうか、一世風靡しましたし、それだけでもすごいなーって尊敬していて、結構やりたいことはやらせてもらったんじゃないかなと思って。やっぱりね、そういう世間をお騒がせてしまったということで…」
と話す。武井壮はこれを聞いて、「奥さんのほうが稼ぐから家計に響かないしね」と皮肉とも思える発言。ちなみに住谷は現在、コスメブランドなどを手がけ、年商は6億円とも言われている。HGが働かなくても、全く問題ないというわけだ。
そして住谷は、HGの謹慎中の様子について、
「家にいるんですが、謹慎された芸人さん13人で、光っていうグループ LINE を作って、あのなんかこれからチャリティとかしようと動いている」
と語った。どうやら住谷は、闇営業問題で謹慎処分を受けたHGについて、世間の心証も悪くテレビ復帰は絶望的なことから、「芸能界引退」を望んでいる様子。しかし当人は、RGとの漫才を継続させていく意思を示しているようだ。
闇営業問題の芸能界引退については、同日放送の『直撃LIVE! グッデイ』(フジテレビ系)でも、トレンディエンジェルの斎藤司が、雨上がり決死隊の宮迫博之について、深刻な表情で「(芸能界を)もう辞めるくらいまで来ている。世間の反応を見たりとかの感じですけど、そういう事も考えてなくはないんじゃないか」と話し、物議を醸した。
今回の住谷の発言と合わせて、ネットユーザーからは「関係者が引退をチラつかせて同情を引き出そうとしているのではないか」「かわいそうアピールで引退を留まらせようとしている」と懐疑的な見方を示す声が上がる。一方で、「全く同情することはない」「HGは嫁が金持ちなんだから引退しても困らないし、辞めるべき」「宮迫もHGも引退してほしい」と厳しい指摘も。
また、住谷については、「間接的に自分の稼ぎをアピールしたかっただけではないか」という批判も見られた。
現状、闇営業問題で処分を受けた吉本興業所属芸人たちは、実質「無期限謹慎」となっている。その状況で進退について「引退」をチラつかせることに、「同情を引き出そうとしている」という疑念や、「忘れられないための工作」と取る人も多かった様子。また、この発言で「引退を迫られる流れになるのでは」「斎藤は口を滑らせたのでは」という心配の声も上がった。
八方塞がりとなっている芸人たちをなんとかしたいのだろうが、今回の「引退」についての言及は、逆効果だったのかもしれない。