カジサックが“闇営業問題”について見解が聞きたいと質問を投げかけると、巨人は知り合いから頼まれたとしても、「吉本に通してほしい」と必ず伝えると一言。写真を撮る際にも「おかしな人間いないでしょうね?」と聞くことを明らかにした。また、「金銭を受け取っていない」と虚偽の発言をした雨上がり決死隊・宮迫博之らの発言に対しては、「嘘はいかん」と言い、嘘をつくことで解決策もなくなっていくと諭した。
世間では、吉本に契約書が存在していないことが注目を浴びているが、巨人は「はっきり言うて、僕らは契約しています」と告白。契約書は紙切れ一枚で、その中には、年間での劇場出番回数が書かれており、それに応じた契約金を貰うという。阪神は、10年以上前の話としながらも、最初の契約金は2年間で8万円だったと暴露。さらに、その契約金を2人で分けたことを明かした。その後、契約するごとに契約金がアップしていったという。
「その契約書を作ったのは、島田紳助さんだったそうです。巨人曰く、紳助さんから“契約金もらわな損やん”と言われたそう。これまでにも、吉本に何人か契約書を結んでいる芸人がいるとは噂されていましたが、これで主に劇場で活躍する重鎮クラスは、事務所と契約していることが明らかになりましたね。この話を聞いた梶原もかなり驚いていたので、芸人界でもあまり知られていない話なのだと思います」(エンタメライター)
続けて巨人は、紳助さんが『M-1グランプリ』を開催した理由の一つに、芸人に夢を諦めさせる要素もあったとコメント。当初、設定を芸歴10年以内(現在は15年)にしたのは、「10年以上やって売れへん人間は辞めたほうがいい」という紳助さんなりのメッセージが込められていることも明かした。
大御所だけではなく、若手芸人にも契約書が存在すれば、闇営業事件も起きなかった可能性も大きい。吉本には早急な対策を講じてほしいものだ。