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吉本興業の女芸人オーディション、タイミング最悪? せめてもの救いは…

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吉本興業ホールディングス株式会社 大﨑洋代表取締役会長

 闇営業騒動で揺れる吉本興業が9日、大阪市内で女性芸人オーディション「美笑女グランプリ」の開催を発表したことを、各メディアが報じた。

 報道をまとめると、応募要項は今年4月1日時点で12歳以上、22歳以下の女性。現時点で他のプロダクションに所属していないこと。オーディション過程より、WEB、テレビ番組、他メディアへの出演が可能、グランプリ後に特典に関するスケジュールを空けることができるなどが条件で、応募は8月9日が締め切り。審査を経て、11月16日に最終審査を開催。

 受賞の特典として、映画、ドラマ、バラエティー番組の出演、モデル活動などが決まっているという。

 同社には、渡辺直美やゆりやんレトリィバァら個性的な女芸人たちが所属。「よしもと アクターズ」の片岡秀介代表取締役社長は、オーディションについて、「審査基準は見た目より中身。中身を映し出す笑顔とか愛嬌を重視していく」と説明したというのだが…。

 「闇営業問題で吉本はかなりのイメージダウン。確実に応募者数に響くことになりそうだ。受賞した直後はちゃんと食えるかもしれないが、その後、鳴かず飛ばずになってしまった場合、食べて行けない場合もあるので、覚悟を決めないと応募は厳しい。とはいえ、現状で闇営業にかかわった女性芸人がいないのがせめてもの救いか」(テレビ局関係者)

 発売中の「フラッシュ」(光文社)では、かつては吉本に所属し、現在も漫談と司会で活躍する花村淳が闇営業を仲介していたことを告白。50人ほどの芸人たちを暴力団の会合に呼んだという。

 「花村がテレビのワイドショーに出演して、闇営業の実態を告白しているので、吉本に対するブラックなイメージが拡散することが危惧される」(芸能記者)

 いずれにせよ、最悪のタイミングでのオーディション開催発表になってしまったようだ。

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