岡村は「僕なんか30年近くこの世界にいても、わらかんことがたくさんあるんですよ。数年お笑いやった人が、こういうのがありますとしゃべってますけど、それがすべてかといえば全然違う」と話し、「そういう人の話がすべてにおいて浅い」と苦言を呈した。
岡村は自身のラジオ番組での発言がネットニュース化され、「苦言を呈す」と紹介されることに難色を示すこともあったが、「今回ばかりはほんまに苦言でいいです」と断言した。
岡村が指摘する通り、数年でやめてしまった元お笑い芸人の体験が、闇営業とからめて、それがすべてであり真実のように語られてしまうのは、確かに問題があると言えるだろう。
さらに、今の世の中が、一度の失敗で抹殺されかねない状況になっているとも話し、「僕のラジオも失敗続きなんですけど、紙一重のところでやっているかな」と振り返った。
これを受け、ネット上では「岡村さん感情抑えているけど、かなりマジトーンだな」「きちっとベテランの立場から否定するのは大事だと思う」といった声が聞かれた。岡村は先週の放送では、直の闇営業をしないと食っていけない芸人が大勢いる吉本興業の現状を話し、話題となっていた。やはり、岡村としては、芸人と芸能界の構造に関して気になるところが多いようだ。