「『やーよ』のフレーズでブレイクを果たしたGENKINGは、2017年に性同一性障害の診断を受け、その後、性適合手術を受けたことを著者『僕は私を生みました。』(双葉社)の中で報告していますね。“美男子”キャラとして扱われることには、もともと不満があったようです。はるな愛も、芸能活動をはじめる前の1995年に性適合手術を受けています。しかし、ブレイク時は酒焼けしたしゃがれ声や、キャリアを重ねた実年齢などがイジられていましたね。有吉弘行から付けられた毒舌あだ名『コスプレおじさん』は言い得て妙でした」(放送作家)
一方で、いまだ手術を受けていない“おネエ系”タレントもいる。
「『どんだけ〜』のフレーズで知られるIKKOは、特に手術は受けていないようです。あくまでも気持ちは女ということでしょう。マツコ・デラックスや、ミッツマングローブも“女装家”を名乗っているため、あくまで体は男のままです。これは、当人のスタンスも影響しているといえるでしょうね。おネエ系タレントのレジェンドといえる美輪明宏やピーターこと池畑慎之介も、手術は行っていません」(前出・同)
おネエ系タレントは、入れ替わりの激しい芸能界において、常に新人が登場しているジャンルであり層も厚い。次なる“工事済”芸能人は誰になるのか気になるところだ。