第7話では、ようやく警察が介入したものの、何者かによって「あなたの番です」と書かれた脅迫状を受け取った久住(袴田吉彦)への脅迫はエスカレートしていき、朝男(野間口徹)を殺すか否かまで追い詰められてしまうという展開に。一方、浮田(田中要次)の元にも同じく脅迫状が届いており、「あなたの番です」という筆跡が同じだったことが判明し――という展開だった。
しかし、ここに来て田中圭演じる翔太にある疑惑が持ち上がっているという。
「実は翔太の役柄に二重人格疑惑が上がっているようです。第7話の中では、これまで翔太に言い寄り続けてきた隣人の尾野幹葉(奈緒)が翔太に、唐突に『私のこと捨てるんですか? 飽きたらポイ捨てですよ』『付き合ってるつもりなかったなんて言わないでくださいね。最低』と怒りを爆発させるシーンがありました。翔太はこれまであしらってきたこともあり、視聴者からは、『妄想怖い』『メンヘラすぎる』という声も上がったのですが、一方では、『翔太が二重人格で、違う人格のときに尾野ちゃんと遊んでた可能性あるな…』『二重人格だったら尾野ちゃんの態度にも納得できる』という指摘も。また、その仮説に対し、『本当に二重人格だったらガッカリなんだけど…』『さすがに安易すぎるでしょ。二重人格は違うと思いたい』という苦言も集まっている状態です」(芸能ライター)
二重人格オチといえば、本作と同じく秋元康氏が企画・原案を務め、17年7月クールに放送された『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)とまったく同じ。その際も批判が集まっていたということもあり、ネットからも厳しい声が聞かれてしまった。
「ほかにも、菜奈(原田知世)らと独自に謎を解いている黒島沙和(西野七瀬)がホワイトボードに書いた字体と、警察が捜査のためにホワイトボードに書いた字体、また、第6話で児嶋俊明(坪倉由幸)の元に送られてきたゴルフバッグに貼られた郵便伝票の字体が同じという粗も指摘されており、『ミステリーなら小道具も考えてほしい』『字体は謎を解くに当たってキーポイントにもなるし、ちゃんとしてほしかった』という声も寄せられ、視聴者からは全体的に“ガッカリ”ムードが漂ってしまっています」(同)
視聴率的にも伸び悩み、視聴者からの反応も芳しくない本作。果たして、このままの路線で続けることはできるのだろうか――。