第6話では、俳優の袴田吉彦(袴田吉彦)の死を受け、ゲーム参加者が書いた名前と引いた紙に書かれていた名前が少しずつ明らかに。菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)、また、早苗(木村多江)や黒島(西野七瀬)が協力し合い、少しずつ怪しい人物をあぶり出していくが、新たな犠牲者が出てしまい――というストーリーだった。
2クール連続放送ではあるものの、“交換殺人”というテーマや毎話人が殺されていくという展開に「悪趣味」「こんなマンション普通すぐ引っ越す」などの苦言が集まり、いまいち数字が振るわない本作。しかし、ストーリーが進むにつれ、視聴者からの考察も白熱しているという。
「1話に一人ずつが殺害され、現在までに6人が死んでいますが、実はこの被害者たちの名前と死に共通点があるとして、ネット上が盛り上がっています。1話のマンション管理人・床島(竹中直人)は床(地面)に落ちて死亡。2話のタレント医師・山際(森岡豊)は山で殺害。3話のブータン料理店店主・ドルジことタナカマサオ(名倉右喬)は『ドルジ』という言葉がチベット語で『雷』を意味することから、火花からの爆発で死亡。4話の赤池美里(峯村リエ)一家は現場に赤いケーキが残されており、5話の袴田吉彦は袴姿の状態で殺害。6話の児嶋佳世(片岡礼子)は『児』から連想し、胎児のようにさかさまの状態でゴルフバッグの中に入れられたのでは、といった考察が進んでいます」(ドラマライター)
被害者やその共通点、ゲーム参加者を脅す何者かの行動が明らかになり始めたことにより、ようやくミステリードラマとしての面白さが出てきた本作。「やっとまともに見れるようになってきた」「ヒントが出るようになってようやく見応え出始めてきた」という声も集まっている。
2クール連続だからこそのスロースタートとなってしまったが、果たして今後視聴率を挽回することはできるだろうか――。