同ドラマは、とあるマンションに住む“年の差新婚夫婦”の2人が、住民たちの交換殺人ゲームに巻き込まれていくミステリードラマだ。企画・原案を秋元康氏が担当し、4月から9月までの2クール連続放送ということで、放送開始前から注目を集めていた。
しかし、フタを開けてみると、初回視聴率は8.3%。2話以降も6.5%、6.4%、7.1%と低迷し、5月12日放送の第5話も6.5%だった。(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)
ドラマについてネット上では、「ジワジワ面白くなってきた」「ストーリーは面白い」などといった意見がある。また、黒幕を予想するスレッドが立ち上がるなど、ミステリアスな展開にハマる視聴者も出ている。
ただし、これらは少数派であり、実際には批判的なコメントが目立つ。特に批判されているのがW主演の一人、田中圭が演じるキャラクターだ。
「田中圭のぶりっ子役がウザイ」「ものすごく気持ち悪い口調で甘えるのが我慢できなくて切った」など、不満の声が多くなっている。
ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系、2018年4月〜6月)で、戸惑いながらも同性愛に目覚めていく姿が「可愛い」と評価され、ブレイクを果たした田中圭。
制作側としては「おっさんずラブ」の人気を考慮し、似たようなキャラクターを田中圭に求めたのかもしれないが、現在のところ、その意図は不発となっているようだ。
その証拠に、視聴者からは「この数字で2クールは厳しい」という声も出ており、今後の視聴率の推移が心配される。
ちなみに、5月12日放送の第5話では、手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)が502号室でバースデーケーキを囲んで殺されている赤池美里(峯村リエ)と吾朗(徳井優)を見つける。
相次ぐ不審死に不安を感じた翔太が「引っ越そうか」と提案するものの、菜奈は「引っ越しは最後の手段にとっておこう」と答え、一連の不審死と交換殺人ゲームとの関連を探り始める…というストーリーだった。