『ビビット』はジャニーズ事務所の『TOKIO』国分太一(43)が司会を務めるが、低視聴率で10月の番組改編に向け打ち切りの調整に入っていることが明かになり、後番組に安住紳一郎アナ(44)がメーン司会の情報番組が浮上している。
「昨年4月に堀尾正明をレギュラーに加えテコ入れを図ったが、視聴率につながらずギャラが増えただけ。同じTBSの情報番組でも、恵俊彰が司会を務める『ひるおび!』は6年連続、同時間帯のトップを維持している。つまり、国分に人気がないということです。そもそも、国分に限らず日本テレの『NEWS ZERO』の櫻井翔など、ジャニタレは社会問題への意識が低い。しかも、事務所的に芸能スキャンダルも触れたがらず結局、ただのお飾りになっている状態です」(TBS関係者)
さらに国分の場合は人一倍目立ちたがり屋で、自尊心が強いので扱いが厄介なのだという。
「TBSとしては、3月までの日曜劇場『99.9刑事専門弁護士II』主演の『嵐』松本潤に続いて、4月22日からは同じ『嵐』二宮和也の主演ドラマ『ブラックペアン』をスタートさせることから、ジャニーズのご機嫌を損ねたくないですからね」(制作会社プロデューサー)
そのためTBSは、国分がレギュラーを務める深夜の『世界くらべてみたら』をゴールデン、もしくはプライム帯に昇格させる方向でジャニーズ事務所と調整に入ったという。
「一方で『ビビット』の後番組として浮上しているのが、安住アナを司会にした情報番組。国分より安住アナの方が圧倒的に好感度が高い。何より局アナだから制作費が安くつく。結局は安住頼みになってしまうのが情けないとも言えますが」(TBS関係者)
ともあれ、『ビビット』の打ち切りが現実となれば、ジャニタレの情報番組は数字が取れないことが立証され、他局でも“ジャニタレ不要論”の雪崩現象が起こりそうだ。問題はジャニーズ事務所が『ビビット』の打ち切りに納得するかどうかだろう。