というのも今年、人気番組の『さんまのまんま』に保田夫婦が出演。小崎陽一は自身の開発したチーズケーキをお土産として持ち込んだ。そしてチーズケーキを口にした明石家さんまが「これはうまい! 後味もいい!」と絶賛したのである。食にうるさいとされる明石家さんまを納得させたチーズケーキ。一体、他のケーキとはどう違うのか。
そのチーズケーキは彼が経営するプライベートレストランから取り寄せで注文することができる。実際に食べてみると中身はベークドチーズケーキの上にマスカルポーネを湯煎焼きにした2層構造。生地から伝わる柔らかくも上品な甘さとコク、そしてちょっぴり塩味の効いたバランスが絶妙なハーモニーを奏でていた。調べてみると小崎陽一とスタッフはこのスイーツの開発に、なんと半年もの時間を費やしたという。
ケーキを包むオレンジ色の箱もお洒落なので、女性へのプレゼントにも人気がありそうだ。現役時代はイジられキャラだったとはいえ保田圭は元人気アイドル。そんな彼女を落とすことのできたイタリア料理研究家の腕前は確かなようである。
女性だけでなく甘党の男性も増えているという昨今、近所のデパートで買うケーキもいいが、たまには本物のスイーツを味わってみるのもいいかもしれない。多くの著名人が認める小崎陽一の特製チーズケーキ、口にしてみる価値は十分にあるだろう。
(文・山本康)
※ジャンニの麻布チーズケーキ
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