麒麟の田村は当初から『貧乏芸人』として自身の過去の貧乏エピソードをネタにしてきた。その話を自伝としてまとめた『ホームレス中学生』は220万部を売り上げベストセラーとなり、映画化にドラマ化もされた。しかし、それ故今まで散々ネタにしてきた過去の貧乏話もそろそろ話題が無くなりかけで、しかも結婚してからも『過去の貧乏話』をウリにするのはいかがなものかとの話も挙がっている。
今までにも『貧乏』をネタにしてきた芸能人は何人もおり、苦労人や頑張り屋のキャラで売り出してきていたが、あまりに大っぴらに『貧乏』をウリにすると、その後の芸能活動は『あまり良い方に転がっていかない』というジンクスも同時に背負っている。
例えば同じく『貧乏芸人』であったメッセンジャー黒田は暴行事件を犯して露出が減ってしまった。また『貧乏アイドル』こと上原美優さんの自殺も記憶に新しい。また、少し前より貧乏ネタを出し始めた岸部四郎も、脳梗塞で2回倒れるなど、あまり良くないことが続いている。
芸能人やスポーツ選手などが何かに付け『ゲン担ぎ』するのは昔からよく見られる。苦労人エピソードならまだしも、『貧乏』を直球で売り込むとやはり縁起が悪くなる、と言うことだろうか。
田村の今後は果たしてどうなるのか。苦労した過去を踏まえて、今度こそ幸せな家庭を持ち続けて欲しいものである。