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青春純愛SM映画で映画初主演 青野未来「初スパンキングシーンも見守って!」

 「ヤングアニマル」「ヤングアニマル嵐」(白泉社)連載の甘詰留太による漫画「ナナとカオル」を原作とした映画『ナナとカオル 第2章』。同映画で主人公ナナ役をつとめたのは、今回が映画初主演となる青野未来。青春純愛SM映画に体当たりで挑んだ彼女にインタビュー。話を聞いた。

 −−最初に、映画の台本を読んだ時、どう感じましたか?

 まず、わからない言葉が多くて、“ボンテージ”“拘束具”などイメージがわかなかったです。

 −−SMにはどんなイメージを持っていましたか?

 身近に感じたことがなかったです。

 −−撮影後にSMに対するイメージに変化はありましたか?

 「こういうSMもあるんだ」と感じました。撮影後にこの映画のテーマでもある“青春純愛SM”という意味がわかりました。

 −−演じたナナの心情は理解できますか?

 理解できます。気の許せる相手には“息抜き”するということで、私も、そんな相手がいたならば“息抜き”したいと思います。

 −−SMのシーンは、リハーサルがなかったということですね。

 大変でした。でも、スパンキングシーンはリハーサルがなくてよかったと思います。一発勝負だから勢いがあるものになったと思います。私もナナと同じで、はじめての体験になるので、初々しいものになったと思います。私は叩かれる方なので、セリフもその時の心情にまかせてという感じでした。最後、布団の上に二人が倒れ込むというシーンがありますが、段取りではなく自然に二人で転がってしまったんです。

 −−今回が映画、初主演ですね。ヘビーな内容じゃなかったですか?

 ヘビーな内容ではありましたけど、映画に出演できたことが、本当にうれしかったです。

 −−ナナと自分は似ていると思いますか?

 似ているところもあります。勉強ができるとか、そこはちょっと…別なのですが(笑)、素直になれないところとか、強がっているところとか、自分だけで解決してしまおうとするところは、似ていると思います。なので、カオルという存在のいるナナがうらやましいですね。

 −−今回は第2章ということですが、次回、第3章の話が来たら?

 ぜひ、出演させて頂きたいです。

 −−今回よりも、もっと過激なシーンがある可能性もありますよ。

 ナナの役ならば、どんと来いです(笑)。

 −−ところで、青野さんは、Sですか? Mですか?

 う〜ん。どっちもあると思います。Mの部分は甘えたいところがあるところです。Sな部分はちょっとイタズラ好きなところです。

 −−どんなイタズラをするのですか?

 いきなり死んだふりとかします(笑)。友達と家で遊んでいて、急に倒れてみたり。相手をびっくりさせて喜んでいます。ただ、最近はたくさんやり過ぎて、すぐバレちゃいます。

 −−演じたナナの“息抜き”はSMですが、青野さんの息抜きは?

 一人の時間を大事にします。最近は黙々とトランプタワーを作ったりします。5段までは作ったことがあるので、得意な方だとは思うんです。あとは、車を運転している時に、大きな声で叫びます。これが結構、“息抜き”になるんですよ。

 −−最後に、映画を楽しみにしているファンの方に一言、お願いします。

 作品の中で、ナナとカオルはどんどん成長していっていると思います。二人の青春純愛SMストーリーを楽しんで頂きたいです。もちろん、私もこの作品で成長できたと思います。体当たりの初スパンキングシーンも見守って頂きたいです。

 『ナナとカオル 第2章』は9月8日(土)より渋谷ユーロスペースで2週間限定レイトショー。

<ストーリー>
美形でグラマーな優等生のナナと童貞男子のカオル。幼なじみの二人はふとしたことがきっかけで“秘密の息抜き”にハマっていく。その“息抜き”とはSMプレイだった!エスカレートする二人の息抜きがたどり着くのは…。

公式HP:http://www.vap.co.jp/nanakao2/

※8月26日(日)12:30〜、ベルサール秋葉原にて開催されるヤングアニマル創刊20周年記念イベントにて映画『ナナとカオル 第2章』のスペシャルトークイベントが決定! 青野未来さんも登壇します。

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