「今回の舞台は熊本の刑事さんの舞台です。刑事モノというと、カチカチしているイメージもありますが、今回はコメディ色が強いです。でもその中に、泣ける人間ドラマもたくさん詰まっています」と舞台について語る里久鳴。彼女の役柄については、「普通の高校生の役です。主人公の刑事さんとは小さい頃から、面識があるんですが、あることがきっかけで、刑事さんに会いづらくなっているんです」と話す。コメディ色が強い同舞台の中でも、シリアスな場面が少なくない役柄であるため、「稽古が終わった後は、精神的にぐったりするんです」とも。ちなみに23歳の彼女だが、舞台では制服姿を披露。「もう、制服は普段の生活では着れないじゃないですか。触っちゃいけないっていわれると、触りたくなるのと同じで、着れないと思っている中で、仕事で着れるとなると、ちょっとうれしいです(笑)」とうれしそうな様子だ。
同舞台の稽古は6月の中旬からスタート。この期間は家族といるよりも、共演者と過ごす時間の方が多かったとか。「舞台ではセリフのないシーンでも、その場にいなくてはいけません。あとは舞台は失敗ができないのでドキドキしますね。なので、稽古を頑張らないといけないんですが(笑)。あと、私は緊張すると、“どうしよう、どうしよう”と落ち着きがなくなってしまうんですよね」と舞台の難しさも口にするも、「お客さんの反応をダイレクトに感じることができるのは楽しみです」と舞台の魅力も語った。
最後に里久鳴は、「事件を解決するのは、色んなところにヒントが隠れています。目線だったり、ちょっとした言葉だったり。なのでぜひ2回見て欲しいんです。1回目は思いっきり笑ってもらって。2回目は結果がわかっているので、“だからこの時、こんな動きがあったのか”という発見が楽しめると思うんです」とアピールした。
●里久鳴祐果
1988年8月31日生まれ
出身地 東京都
血液型 A型
163cm B82 W59 H86