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全日本プロレス 小島聡の復帰戦決定 右腕はさらにパワーアップ

 右ヒジ治療のため欠場していた全日本プロレス最凶軍団ブードゥー・マーダーズ(VM)の小島聡が10日、都内のジムで会見。次期シリーズ開幕戦(20日、東京・後楽園ホール)でタッグマッチでの復帰戦を発表した。3カ月のブランクを乗り越え復帰することになったが、周囲の不安をよそに右腕はパワーアップを遂げていた。

 4月16日に右肘関節遊離体(関節ネズミ)の除去手術を受けた。TARUとのタッグで、武藤敬司&西村修と対戦するが、会見では「今まで以上に小島聡というものを見せられる自信があるからこそ、復帰をしようと決意した」と決意表明した。
 復帰戦に臨むにあたり6kgの減量に成功。だが、腕のサイズと胸のサイズに変化はないという。6月下旬からトレーニングを再開。ウエートトレーニング、握力の強化。ヒジにいいと思うことはすべてやった。「インナーマッスル(内側の筋肉)を鍛えることで、最低でも手術前かそれ以上の状態になっている」と剛腕進化の手応えを口にする。
 2年ぶりに新日プロのG1クライマックス出場も決定し「G1を獲って、武藤敬司のIWGPに挑戦するとういうのもおもしろい」。
 完全復活の先にタイトル奪取の青写真を描く小島。剛腕伝説第2章がいよいよ幕を開ける。

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