「消費者金融の広告塔になることがイメージダウンになるに至ったので、新たに出てきた業態ですよ。業者も儲かるし、タレントもテレビCMのギャラには遠く及ばなくても年間契約することで露出を保てるからお互いにおいしいのではないですか」(月刊誌グラビア担当者)
ということだ。
今雑誌は、意外にも出会い系広告には一線を置いているところも多いとは聞く。意外、というのは筆者も記事入稿後にボツになったこともあるのだ。(笑)
まあ、IT長者がフロント企業になっていたケースや、オレオレ詐欺に加担していた業者まであったのだから、無理もないかもしれないが。
「でも、たんなる結婚相談所じゃなかったり…。出会い系と結婚相談所を合わせたような業者もあり、出会い系→結婚相談所になったと言っているようなものだなあ…と思わせます」(事情通のライター)
仮に、結婚斡旋業者の看板を掲げている業者が、ぜんぜん成婚しなくても別に悪くはない。
芸能界にとっても、新たな業態で、『小野真弓の夢よ、もう一度…』ということなのか。そのため、婚活イメージキャラクターは、ほとんど大手事務所の有望新人ばかりではあるようだ。
事務所やルノアールの個室で写真集の写真撮っているアイドルなんて珍しくないという昨今、いろんな仕事がある。ただしファンにとって、こういった仕事が夢のある話であるかは、別問題とは言えよう。