民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演となる高橋一生が主人公・相河一輝を演じる本作。一輝は動物行動学の講師で、動物に関しては熱心に研究するものの、興味がないことはすべて後回しにし、周囲に悪印象を与えてしまう変わり者。そんな一輝を見て、周囲の人々が自身の価値観を見つめ直し始めるというストーリーになっている。
しかし、本作についてはすでに意外なほどの悪評判が噂されているという。
「“変わり者”が描かれるという本作。現実離れした変わり者はドラマでもよく描かれるパターンですが、吉と出るか凶と出るかは脚本と演出次第と言えるでしょう。前クールの『グッドドクター』(フジテレビ系)は山崎賢人の演技の可愛らしさで評判を呼びましたが、9月末に最終回を迎えたNHK朝ドラ『半分、青い。』の主人公・鈴愛の変わり者ぶりは視聴者の反感を買い、放送が終わったいまもネット上にアンチコメントが絶えない状態になっています」(ドラマライター)
今回高橋が演じるのは、空気が読めない、失言が多い、人の話を聞かない、時間を守らないという変わり者。このあらすじから、ネットでは「見てるだけでイライラしそう」「常識ない人が主人公のドラマって見たくない」「アラサー過ぎのおっさんの自由人ぶりは見たくないわ」といった声が集まっている。
また、同枠は非常に視聴率が取りにくいことでも知られ、同枠で今年放送された『健康で文化的な最低限度の生活』(7月期)は全話平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、『シグナル 長期未解決事件捜査班』(4月期)は7.7 %、『FINAL CUT』(1月期)は6.9%となっている。
2017年1月期に放送されたドラマ『カルテット』(TBS系)でブレイクを果たし、人気を博していた高橋だが、今年2月に15歳年下の女優・森川葵との熱愛が発覚。女性人気に陰りも出てきた。
もはや、高橋ひとりだけでは視聴率が期待できない状況に加え、さまざまな条件の悪さ。「視聴率大爆死ドラマ」と言われないことだけを願う――。