笑顔や泣き顔など萌えポイントは様々ですが、男心をくすぐる表情として話題になった「アヒル口」ブームの次には、「困り顔」ブームが来るのではないかと話題になっています。
女子高生の間でカリスマ的人気を誇るアーティストの加藤ミリヤの表情、八の字眉毛に潤んだ大きな瞳の「困り顔」について、[2ch]ニュー速VIPブログ(`・ω・´)の「『アヒル口』についで困り顔ブームが起こっている!!」(http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52373098.html)で書かれています。
「コンビニの雑誌コーナーに並んでいたギャル誌『BLENDA』8月号の表紙を飾る彼女の表情が、あまりにも困っていたのだ。表紙だけではなく、CDのジャケもPVもみんな困り顔だった」
しかし、それに対し、多くの男性は反論を寄せています。
「作った困り顔だから萌えないんだよ」
「2次だから可愛いだけで3次だと殴りたくなる」
どうやら、最近人気のアニメ系美少女の萌えポイントと現実の女性の萌えポイントとは、男性の中ではまったくの別物であるようです。その証拠に、同サイトでは深夜アニメで放送されている「けいおん」の女性キャラクターの困り顔フィギアが人気であることが記されています。
そんな「困り顔」ブームに備え、女性誌では「『困り顔』メイクの特集」が組まれ、「アヒル口」同様に、男性が優位に立てる男ウケする顔と考えられているようです。
女性誌の特集だから間違いない、と言うわけではなく、実際の男性の反応はイマイチ…この情報に踊らされて「困り顔」メイクに徹していれば、非モテ女子になる可能性が潜んでいたわけです。
確かにアニメの女の子は可愛くて、男の子のハートをくすぐります。
しかしアニメの中だからこそ可愛いのです。現実離れしたスタイルの良さ、派手な髪型や顔の半分を占める瞳は、アニメならではの物です。もしそんな女の子が実在したら、人間離れしていて、実際には可愛いとは感じないでしょう。
男性はアニメの登場人物にだけ、アニメ独特の可愛らしさを求めているのであって、現実の女性には現実のよさがあることは、よく理解しています。それなのに無理やりアニメのキャラクターを装った「困り顔」をしたところで、男性としては萌えるわけがないのです。
男性が萌える女性像は、男性に聞くのが1番です。特に萌えポイントは人によって違うので、それを知らなければ、勘違いアニメキャラの非モテ女子になってしまいます。(松田英雄)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/