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『ニッポンノワール』、エンディング曲中にまさかの展開で視聴者呆れ「意味が分からない上にまた…」困惑の声

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賀来賢人

 日曜ドラマ『ニッポンノワール−刑事Yの反乱−』(日本テレビ系)の最終回第10話が15日に放送され、平均視聴率が8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第9話の6.9%からは1.2ポイントのアップに。全話平均視聴率は6.9%となった。

 最終回は、清春(賀来賢人)がとうとうすべての記憶を取り戻し、再びあの山小屋に向かうというストーリー。清春が記憶を消されたワケや、ガスマスクの男の正体など、全ての謎が明らかになるという展開となっていた。

 最終回にして最高視聴率を記録した本作だが、放送後、視聴者からは批判の声が多く集まっていた。

 「死んだと思われていた才門(井浦新)が実は生きていたり、ガスマスクの男が名越(工藤阿須加)だったことは、実はこれまで見ていた視聴者の想定内。さほど驚きの声は上がらなかったものの、問題となったのは、主題歌が流れるエンディングテーマが流れる中での出来事でした。名越が逮捕され、清春は咲良(夏帆)と克喜(田野井健)の誕生日を祝福していましたが、清春が部屋から出た瞬間、誰かを見つけたように一瞬驚いた顔を見せたあと、倒れ込み、3発の銃弾で撃たれたあと死んでしまうという展開に。実はこの最終回、現実の時間とリアルタイムで連動しているとされていましたが、ちょうど冒頭で清春が新薬を打ってから1時間後に殺されたこともあり、副作用を懸念した何者かに処分されたという説もあるようですが、いずれにせよ、謎を残して次作に繋げるための演出。あまりの消化不良に視聴者からは、『すっごい時間の無駄。こんな面白くなくて意味わからないドラマある?』『次作をお楽しみにってこと?このドラマ見てた時間なんだったの』『笑えねえって視聴者のセリフなんですけど』という声が殺到していました」(ドラマライター)

 さらに、日テレ系日曜ドラマでよく見られるあの手法も、批判を呼んでいる。

 「『本当の結末はhuluで!』という煽りは、17年7月クールの『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)で採用され、その後、今年大ヒットしたドラマ『あなたの番です』(同)でも、黒幕・黒島(西野七瀬)がなぜ殺人を犯すようになったについてのサイドストーリーがhuluで配信となり、物議を醸しました。今回も懸念されていたことではありましたが、案の定、名越と薫(広末涼子)の視点のドラマがhuluで公開に。『huluの宣伝のために10話も作ったのか?』『意味分からない上にまたhuluとか最悪すぎる』という呆れ声を呼んでいます」(同)

 19年1月クールのドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(同)から続いたこの世界観。果たして、またも世界観を引き継ぐ次作は制作されるのだろうか――。

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