西野カナの2週連続アルバム1位は、2010年7月5日、12日付で『to LOVE』(2010年6月発売)が達成したのに続いて2作目。
女性ソロアーティストとしては、2014年9月22日、29日付で竹内まりやが『TRAD』(2014年9月発売)が達成して以来1年10か月ぶりの達成となった。なお、平成生まれアーティストによる2度以上の2週連続アルバム1位獲得は初の快挙となる。(年齢に関連する各歴代記録は原則としてソロが対象)
WEB上でリスナーが“替え歌動画”を次々とアップし、社会現象的ロングヒットともなったシングル「トリセツ」をはじめ今年『第88回選抜高校野球大会』入場行進曲としても再度脚光を浴びたシングル「もしも運命の人がいるのなら」、トランプラブレターという海外の文化を、いち早く日本へ取り入れた先駆者といっても過言ではないユニークなシングル「あなたの好きなところ」、そして現在フジテレビ系『めざましテレビ』テーマ曲として話題のアルバムリード曲「Have a nice day」など西野カナにとって約2年ぶり6作目のオリジナルアルバムとなる今作には、性別・年齢の垣根を越えて多くのリスナーから支持を集めるヒット曲が満載である。
斬新な歌詞のテーマや、オリジナリティに富んだ歌詞のアプローチなどいまや10代の女性に限らず、老若男女、全国区で支持を受ける西野カナの最新アルバム。女性ソロアーティストとして、次々とその記録を塗りかえていく彼女の人気の理由がこのアルバムには詰まっているようだ。