伝えているのは、はてな匿名ダイアリー「『彼氏が私を好きだから私も彼氏が好き』は邪道か?」(http://anond.hatelabo.jp/20100902235259)です。
「『彼氏のどこが好きなの』と聞かれて困った。うーん、これと言う理由がない。」
そして、彼女は友人たちに「それだけじゃないでしょ」と詰め寄られるそうだが、
「趣味がある程度一緒とか、おんなじゲームで盛り上がれるとか、そういう好ましい部分があるけれど、それで付き合っているわけじゃない」
と綴っています。つまり彼女は、彼が唯一抱きしめてくれる存在だから、だから彼氏と付き合っているそうです。彼氏が好きだといってくれるから、いつでも抱きしめてくれる人だから付き合っている、この人は私が好きだから…。
一見、よくある恋愛の形に見えますが、そうでしょうか。
実はこれ、大変危険な思い込みで、典型的な非モテ女性の思考です。
自分は大して好意を持っていないのに、優しくていつでもそばにいてくれる彼氏がいるモテ女性に見えるのが、危険な罠なのです。
はっきり言います。
「君は僕を愛さなくてもいい、僕が君を好きなんだから」
なんて全てをささげてくれる男性は、映画やドラマの中にしか存在しません。付き合っている限り、そんな片思いのようなことを、いつまでもしてくれる男性は存在しません。欲も出てくれば、独占欲も出てきます。
いつまでも彼女のワガママに振り回され、お守り(おもり)をしている状態に飽きてきます。彼氏だって疲れる時があれば、誰かに頼りたい時もあります。そんな時、付き合っている女性に支えられなければ、一気に他の女性に、奪われる可能性が大きいのです。
「彼は私が好きなんだから」
などと胡坐(あぐら)をかいていれば、そのしっぺ返しは大きいものです。
男性は付き合っている限り、「愛されたい」と願っています。「愛されている」と言う実感がなければ、自分をより愛してくれるほかの女性を選ぶ場合が多いのです。
浮気され、捨てられてから「私を愛してたんじゃないの!?」と大騒ぎしても後の祭り、彼氏の心はとっくに冷めていて、惰性の関係が続いていただけです。
また違う目線で言うならば、「抱きしめてくれる存在」が「大して好きでもない彼氏のみ」と言う、非モテ女性です。好きではない男性と付き合うことほど、女としての価値がなくなることはありません。そんな非モテ女はとっとと卒業しましょう。(松田英雄)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/