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華麗なる銀幕スターの競演! 第23回東京国際映画祭開幕!!

 晴天に恵まれた10月23日、六本木・けやき通りからヒルズ付近に大勢の映画ファンが訪れた。
 当日より開始される第23回東京国際映画祭のオープニングセレモニーとして、グリーンカーペットの敷かれた道を銀幕のスター達が歩き、沿道のファンにお披露目するイベントが行われた。
 最初にグリーンカーペットに降り立ったのは映画祭大使を務める木村佳乃と、グリーンアンバサダーを務める杏。二人が開催宣言を終えると、次々と銀幕を飾る俳優・女優が歩みだす。

 今回上映される映画の総本数は約200本。グリーンカーペットに出演するゲストの総人数も300名を超える豪華さ。沿道に集まったファンは目の前で見る銀幕のヒーロー・ヒロインが登場する度に歓声をあげ、出演者達もその声に応えるかのように大きく手を振る。中には写真撮影やサイン攻めに逢う出演者も。特に特別招待作品である『トロン:レガシー』(3D)に出演しているギャレット・ヘドランドやオリヴィア・ワイルドが歩く度に丁寧にサインや写真撮影に応えていたので、アリーナでのアピールの順序が前後異なってしまうというハプニングも生じる。だがこれは、それだけファンがこの映画祭に期待しているかという思い、そして出演者の賭ける思いが強い証拠だとも言えよう。
 グリーンカーペットを歩き、到着するのはアリーナフォトセッションポイント。ここはオフィシャルカー(電気自動車)の前で記者の撮影に応じる場所になるのだが、やはり注目を浴びるのは女優、そしてゲストとして参加した女性陣の衣装。最初にアリーナに到着したのは司会を務める久保純子とジョン・カビラの二人。タキシードで身を包んだカビラの横で、白を基調とした衣装を身にまとい笑顔を振りまくクボジュン。木村佳乃と杏の登場時には思わず館内から感嘆が出たように思える。黒の木村に、オレンジの杏。二人ともスリットの入ったドレスを身にまとい華麗に歩んでいく。次に注目を浴びたのは堀北真希。特別招待映画『白夜行』で競演する船越英一郎と高良健吾の間で、堂々とした表情を見せていたのが印象に残る。海外からも負けてはいない。トロン:レガシー3Dのギャレット・ヘドランドとオリヴィア・ワイルドの二人は、並んでいるだけで絵になってしまう美男と美女。それなら日本からは『歌うヒットマン!』の草刈正雄と和央ようかも、これまた絵になる美男美女。コンペティション作品『海炭市叙景』に出演した南果歩と谷村美月。南はピンクのドレス、谷村はノースリーブのワンピースを身にまとっての登場となった。
 コンペティション審査委員であるジュディ・オングは真紅のドレス。審査委員長のニール・ジョーダン、審査委員であるドメニコ・ブロカッチ、ホ・ジノ、根岸吉太郎と共に艶やかな姿を披露する。
 一斉に一同の視線が釘付けになる。その先にいたのは藤原紀香とシュレック君。藤原はボディーラインを強調するかのような黒の上下。お供のシュレック君との掛け合いも見せながらグリーンカーペットを歩いてきた。

 『チェブラーシカ くまのがっこう』で吹き替え役を演じた子役の大橋のぞみ、松浦愛弓や、『怪盗グルーの月泥棒』で同じく吹き替え役を演じた芦田愛菜も登場。館内を包んだ微笑ましい空気。
 芦田愛菜の隣で笑顔を振りまいていた笑福亭鶴瓶、『ストーン』に登場するロバート・デ・ニーロに扮したテル&フッキーのテルも、お馴染みのポーズを決め館内の笑いを誘う。
 『クレイジーズ』を捕獲するために編成された「クレイジーズ捕獲隊」が映画の中そのままで出場したり、『牙狼<GARO>〜RED REQUIEM〜』のガロも金色に輝くバトルスーツを装着して登場したり等、オープニングイベントの中でも凝った演出をする作品も見受けられた。
 約2時間半に及ぶオープニングセレモニーは、今大会のオープニングを飾る『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバークらが登場してその幕を閉じることになる。

 200作品を超える映画祭、その規模は想像以上に大きいものになる。六本木ヒルズを興奮の坩堝に巻き込む第23回東京国際映画祭は、こうしてその幕を上げた。新作や話題作、そして出演者による舞台挨拶と、10月31日まで連日行われる『銀幕の祭典』。オープニングだけでもここまでの豪華さを見せた今大会の期待は非常に大きい。
(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))

◆第23回東京国際映画祭オフィシャルサイト http://www.tiff-jp.net/ja/

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