この日は猫の殺処分に着目し、保護された猫の里親探しを支援することを目的に設置されたプロジェクトの発表会に参加。自宅では2匹のスコティッシュフォールドの猫と犬1匹を飼っているといい、夫人と5人の子供をあわせ、「10人の命を預かっております」と笑顔を見せたつるの。
猫ブームの陰で1日に200匹の捨て猫の殺処分が行われている事実を聞かされると、「僕も知りませんでした。猫ブームの陰でそういう現状があるということを自分たちも知らないといけない。心が痛みます」と沈痛な表情。猫を飼い続けるのが困難になっている人についても「そんな人は最初から飼わないでほしい。責任を持っていただきたい。猫ブームと言えど命を飼うということを自覚してほしい。命はブームとは違います」ときっぱり。「僕は猫がいない生活は考えられない。飼うことで心も豊かになります。命を飼う現状というものをもっと考えないといけない」と猫の殺処分などの現状に異を唱えた。
本プロジェクトはネコリパブリック、ananも加わってのコラボ企画。ananからは特別編集「猫と暮らす(仮称)」が発刊されるほか、ネコリパブリックが取り組む、里親探しの活動支援イベント「ネコ市ネコ座」を「ネスレ原宿」でも開催(11日まで)することが決定。同店のコラボカフェ内で「SAVE THE CAT ラテ」「SAVE THE CAT パフェ」の2種類の期間限定メニューが発売されることも発表されていた。
(取材・文:名鹿祥史)