ライブでは、メジャーデビュー曲の「step by step」はじめ、アンコールを含め11曲をバンドとアコギソロで歌い上げたSuzu、「英語詩や(ちょっとアヤシイ)日本語の歌詞も含めて、もっともっと勉強して世界に通用するような歌を作っていきたい」と今後の抱負を語った。英語圏ネイティブ並みの英語詩を歌うSuzuなのだが、実は英語が「ほとんどできないんです」というから、天性の才能なのだろう。本人は洋楽カバーなど、すべて完璧に“耳コピー”してしまうというから、恐るべき10代だ。
「step by step」は、スウェーデンのヒットメーカーErik Lidbom(エリック・リボム)をプロデューサーに、英語詩を同じくスウェーデン出身のソングライターで、バックストリート・ボーイズからボン・ジョビまで楽曲提供を行っているAndreas Carlsson(アンドレアス・カールソン)が手がけた、ポップでありながも、Suzuの圧倒的な歌唱力が存分に生かされた作品だ。
Suzuは、1994年9月9日、沖縄生まれの19歳。12歳で父親にプレゼントされギターと出会う。16歳で沖縄県北谷町のライブハウスで飛び入りでのライブや、ストリートライブ活動を始めるように。当初は、Taylor Swift(テイラー・スイフト)など洋楽アーティストのカバーがメインだったが、あるコンテストへの応募をきっかけに自らソングライティング作業を行うようになる。18歳でインディーズ1st Single「うそつき」を、19歳で2nd Single「別かれみち」をリリース。2作連続で沖縄のローカルチャート1位を獲得している。
■Suzuオフィシャルサイト http://suzu-music.net/ http://suzu-music.com/