ぽこたは、ニコニコ動画の「歌ってみた」カテゴリーでセクシーな美声と圧倒的な歌唱力が評判を呼び、投稿動画の総再生数が2300万回を超えている大人気の歌い手。2011年には5人組ボーカルユニット・√5のメンバーとして、2012年にはソロとしてメジャーデビューを果たし、今年12月には全国ツアーも予定されている注目のアーティスト。そんなぽこたと「ルミネ the よしもと」で初タッグを組むRGは、世のあらゆることや人物の“あるある”を歌にのせて語る“あるある”の名手。どんな新しい“あるある”を聞かせてくれるのか? スペシャルな公演に期待が高まった。
公演の開催決定は、この日の「ニコニコ町会議」のイベントステージに登場したぽこたと、サプライズで舞台に乱入したRGから発表された。ステージは野外、しかもあいにくの雨模様でしたが、ビショ濡れながらも“あるある”を熱唱するRGに観客はヒートアップ! そんなニコニコユーザーたちの熱い歓迎ぶりにRGは「大阪最高〜!!」と大感激。
この後、行われた囲み取材でRGは「こんなに雨が降ってるのに、熱狂がすごかったですね。僕が濡れながら傘もささずにやったので、心が通いあったというか。最後の方は『ありがとう!』って言われましたね。あの熱狂は、相方のHGが大ブレイクしてたころ、『エンタの神様』に出演したとき以来!」と興奮冷めやらぬ様子。また、ぽこたが舞台に登場したときの、ニコニコユーザーたちの熱狂ぶりにも「『ぽこたさ〜ん!』っていう歓声がすごかった!」と圧倒されたよう。ぽこたの魅力を「つい目が行っちゃうというか、“ナチュラル・ボーン・華がある”。生まれながらにしてエンタテイナーの素質があるというか、醸し出すスターのオーラがありますよね」と話し、「客席に感激で泣いてる子までいましたよ」と報告すると、ぽこたは「雨でファンデーションが落ちて目に入ったんでしょうね」と照れ隠しなのかクールにコメント。RGを「返しがかっこいい〜」とうならせていた。
一方、ぽこたは「大阪の方ってすごく乗りがよくて盛り上がるイメージがあるんですけど、今日はみんなでいいイベントを作ろうっていう気概が感じられました。すごくテンションが上がっても、ステージに駆け寄らずに待っててくださる方ばかりで」と大阪の観客のマナーのよさに感激したとか。さらに、初共演したRGのステージを「僕は芸人さんとご一緒させていただける機会はあんまりないんですけど、やっぱりプロの方はお客さんの盛り上げ方がすごい。RGさんは僕よりすごく声量もあるし」と絶賛! これにPRは「いやいやいや…」と照れつつも、「ホントホント、あれがプロです!(笑)」と自画自賛して笑いを誘っていた。
さて、1月に控えた「ルミネ the よしもと」での本格的な共演が「本当に楽しみ」と口を揃える2人。ぽこたは「ニコニコ動画でいろんなこと表現してきた中で、プロの芸人さんと共演させていただけるのは勉強になる。本当にうれしいです」と、RGは「いい化学反応が起こりそう。こういう刺激的な機会を与えていただけるのはありがたいです」と心待ちにしているようであった。
また、気になる公演の内容については、RGが「1月12日までにいい“ぽこたあるある”を仕上げておきたいと思います」と宣言。「僕の“あるある”にコーラスで入っていただいたりとか」と楽しみなプランも飛び出した。ただ、ぽこたは「仮に入っても、そこがオチで“あるある”を邪魔しちゃったらどうしようっていう…」と不安なよう。これに「『ルミネ』のときは、どこでハモるか事前に打ち合わせをしましょう」と提案したRGが、「あと、ハーモニカで入ったりとかも全然大丈夫ですから!」とムチャぶりをし、ぽこたを「ハーモニカって…?」と戸惑わせる一幕も。とはいえ、本番の舞台ではファンを驚かせる演出を2人で練り上げるべく、「当日までに一緒にカラオケ行く」とのこと。
そのほか囲み取材ではRGに対し、この日、大阪市内で芸能活動再開に向けて会見を行った板東英二の“あるある”を披露してほしいとのリクエストも。RGはX JAPANの『WEEK END』に乗せ、「♪板東英二は顔テカってる〜」と“あるある”を。「板東さんといえば『顔がテカテカ』。最近ちょっと元気がなくてテカってないので、またテカテカになって元気に戻ってきて欲しいという思いを込めて。板東さんってめっちゃおもしろいんですよ。本当に野球やってたの?って思うぐらい。あの豪放磊落な板東さんにぜひ戻って欲しいです」とエールを送った。
【公演詳細】
東京公演 2014年1月12日(日)ルミネ the よしもと
大阪公演 2014年1月13日(月・祝)なんばグランド花月
いずれも19:00開場 19:30開演 前売り:4000円(指定席)
出演
<よしもと芸人>犬の心、インポッシブル、ピクニック、ブロードキャスト、ライス
<ニコニコ動画>M.S.S Project、じゅん☆じゅん、ドグマ風見、百花繚乱
<音楽コント劇 脚本>マンボウやしろ(ステージへの出演はございません。)