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超ボーカロイドエリアで最先端の体験

 人気キャラ初音ミクがセガでゲーム化されるなど、ここ数年かなりの盛り上がりを見せているヤマハが開発した音声合成ソフト「VOCALOID」。その人気の一端を担ったのが「ニコニコ動画」ということもあり、「ニコニコ超会議2」(4月27日〜28日・幕張メッセで開催)では、「超ボーカロイドエリア」と題して大規模展示を行った。

 同ブースで特に注目が高かったのが、VOCALOIの様々な最新技術に直接触れて楽しむことができる「ボカロワゴン」。Steinberg社が開発したスタンダードデジタル・オーディオ・ワークステーションソフト「Cubase」の上でVOCALOIDをエディットできるシステムや、独立行政法人産業技術総合研究所が開発した人が歌った曲をVOCALOIDが簡単に真似てくれるソフト「ぼかりす」などが注目を集めた。

 「ぼかりす」を実際に体験した神奈川県出身の40代女性は、「ソフトがすっごく頭が良くて、人間の歌を録音して、5回ほどループして再生するすと、勝手にVOCALOIDの声に修正してくれる」と話してくれた。

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