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尿を車から女子中学生に掛けた男を逮捕

 こりゃ、もう変態というしかないか…。

 埼玉県警捜査1課は8月20日までに、通行中の若い女性に車から尿とみられる液体を掛けたとして、暴行の疑いで、アルバイト・八百板(やおいた)大介容疑者(30=同県草加市氷川町)を逮捕した。

 逮捕容疑は、7月22日午後7時半頃、同県越谷市の路上で軽乗用車から、すれちがいざまに帰宅途中の女子中学生に尿とみられる液体を掛けた疑い。

 同課によると、今年6〜7月に越谷、吉川、三郷など県東部で、女性が路上で液体を掛けられる被害が19件寄せられていた。県警では、現場付近の防犯カメラの映像などから、同容疑者を割り出した。

 取り調べに対し、八百板容疑者は「やっているうちに、やみつきになった」と容疑を認めており、10件ほどの関与をほのめかしているという。同課では、他の事件と八百板容疑者との関連を調べている。

 八百板容疑者はプラスチックのコップに液体を入れ、運転席側の窓からコップごと投げ付けていたとみられ、同課は液体の鑑定を進める。

 昨年12月には東京都北区で、同様の事件が起きている。今年1月にはJR大宮駅(埼玉県さいたま市)前の路上で、下半身を露出した上、通行人の女子高生に尿を掛けようとした男が逮捕されたことがあった。

 被害に遭った女性にとっては、掛けられた液体が尿であったとなると、精神的なショックは計り知れないだろう。
(蔵元英二)

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