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京都の変質者が尿を容器に溜め路上でまき散らす

 想像しただけでも、背筋が凍ってしまいそうな、なんとも、イヤ〜な事件が、京都で起きてしまった。

 京都府警山科署は6月15日、尿のような汚水を小学校付近の路上に、まき散らしたとして、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、職業不詳・李実男容疑者(39=同府京都市山科区)を逮捕した。

 逮捕容疑は、14日午後8時頃、同区の市立西野小学校近くの路上で、約50メートルにわたって糞尿の臭いがする汚水をまき散らし、廃棄したとしている。

 同署によると、住民の110番で署員が現場に駆けつけたところ、李容疑者は汚水を入れていたとみられる容量18リットルのポリタンクと、別の小型の容器を所持していた。

 同署では李容疑者を任意同行し、取り調べを行ったが、「尿が出るたびに容器に溜めていた」と供述している。事情聴取の際も、トイレに小型容器を持ち込んで、尿を入れるという徹底ぶりだったという。

 現場付近では今月になって、同様の汚水不法投棄事件が3回相次いでおり、同署では李容疑者との関連を調べている。

 李容疑者が排尿の度に、尿をトイレに流さず、ポリタンクに溜めておくのは勝手だが、それを路上で、まき散らしたのでは近隣住民の迷惑もはたはだしい。

 ましてや、現場は小学校付近。児童にいやがらせするために、この迷惑行為を行ったのであれば、悪質極まりない。
(蔵元英二)

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