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相手がAKBでもお構いなしのツッコミ! 講談界のスター・松之丞、令和のバラエティスターに?

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松之丞カレンの反省だ!公式twitterよりhttps://twitter.com/matukarehansei

 神田松之丞が今、メディアを席巻している。20年2月に真打昇進が決定しているため、このバブルは越年しそうだ。松之丞の本職は、講談師。キャッチフレーズは“100年ぶりに現れた講談界のスーパースター”や、“今もっともチケットが取れない”、“100年に1人の天才講談師”ほか。革命児であることが見て取れる。

 すでに、TBSラジオでレギュラー番組『神田松之丞 問わず語りの松之丞』を抱えており、性根の悪さを隠さず発露。そして4月、ついにテレビのレギュラー冠番組が始動した。滝沢カレンとの『松之丞カレンの反省だ!』(テレビ朝日系)である。番組の公式SNSでも二人の独特の番宣動画や、ゲストとの写真などが数多く投稿されている。

 松之丞が未体験の現場に足を運び、忌憚なき感想を述べ、暴言を吐く。そのVTRをスタジオで、カレンとちぐはぐトークを交わしながらモニタリングする内容だ。とにかく、文句が多い。テレビ界の実情をけなす。現場スタッフに文句を並べる。これぞ、松之丞の真骨頂。テレビの既成概念を平気で壊す。

 そんな“毒舌暴走機関車”松之丞が記念すべき初回(4月6日深夜)で訪ねたのは、SKE48・須田亜香里の握手会の現場。神対応で知られる須田の握手を体感しようという趣旨だが、この時点で松之丞は、須田を知らない。会場に到着するまでの移動車中で、昨年のAKBグループ総選挙の上位6人のパネルを見せられ、誰が須田かを当てることになった。そこで、ミラクルを起こした。

 「オンエアで使えないからいきますけど」という前提の後、「パネマジがあるじゃないですか? パネマジをしても変わらない顔ってあるんですよ。それで言うと、この人かな」と、パネル1枚で見事に須田を当ててみせたのだ。ここで特筆すべきは、6分の1の奇跡を起こしたことではない。現役アイドルに“パネマジ”と口走ったことだ。

 パネマジとは、パネルマジックの略語。おもに風俗業界で使われ、風俗嬢のパネル写真を大幅に加工・修正するマジックのことだ。風俗ユーザーにとっては日常句であっても、アイドルに向ける言葉では決してない。そこを計算ゼロで突破できるのが、松之丞だ。

 2回目のオンエア(4月13日)では、元貴乃花の長男で靴職人の花田優一の靴工房に潜入。おなじみの移動車中では、花田のイタリアの靴修業期間(3年)に「短いな。3年で学べるのかね」と楯突き、「職人としての意識ないだろ。納期、間に合ってないんだから」とこぼす。工房で本人と対面しても、「お父さんには、納期、間に合ってる?」と食い込み、「初っ端からイヤな質問しすぎ」(花田)と現場をピリつかせた。

 3回目のOAでは、「焼肉屋でがんばってるのは牛。競馬でがんばってるのは馬」という独特の理論に基づいて、完全会員制で超高級焼肉店の食レポが、とんでもなくネガティブ。我が強い店長とのトークは終始平行線で、あげくに店名を間違える始末だ。

 ブレーキが壊れた暴走モンスター。空気を読まなさ加減は、タレントの長嶋一茂の比ではない。だからこそ、令和のバラエティキングになる可能性は大だ。

(伊藤雅奈子)

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