これを年に換算すると、116万2525円程度もの差になるのは、衝撃だ。
記事によると、大きく差がつくポイントは、
○定期を半年分まとめて購入するか、一か月ごと買うか。→一回あたり運賃が50円違う。
○自炊するか、朝夕コンビニ(朝660円・夜1000円)を使うか。→月3万円の差。
○“水筒女子”か、いちいち150円でお茶を買うか。→「飲み物代」は莫大な差の代名詞。
○お弁当か、1000円ランチか。
○ランチ後のコーヒー、300円弱。
○彼氏とは無料通話か、通話料を300円くらい払うか。
といったところ。
コンビニ出費を660円に留め、節約した気になっている、というのはいかにもリアルな数字だ。また、髪のカット代などを除き、あくまで日常の基本的出費だけに限定して考えてもこの差が出る、というのがミソであろう。1000円の床屋に通おうと、食費を切り詰めなければ、年140万円台の出費は減らないのである。
まああまり書くと、いろいろ問題がありそうだからこのぐらいにしよう…。
「<富豪女子でユニクロ>と<節約女子でブランド物だらけ>とどっちがいい?」というコメントも寄せられていたが、節約に興味が無いと言っている人も自分の好きなものを必ず買っているわけだから、おそらく必ずどこかの節約類型には入るだろう、と思わせるのが興味深い。
しかし、思いつきで日常の出費をコントロールするのは容易ではなく、節約を意識していない人の多くは、だいたいが富豪女子側に入ってしまうのではないだろうか!?
水筒女子のサエコさん(仮名・18歳。看護師志望)も、「昼食はおにぎり一個くらいでも大丈夫ですが、電車の中で食べるお菓子代が意外とヤバいですかね?」と驚いていた。