やり方は、綿を抜いたぬいぐるみに米と自分の爪を入れて縫う。赤い糸を巻きつけぬいぐるみに名前を付けたら、風呂場の浴槽に入れる。部屋に戻りテレビ以外の灯りをすべて消し10秒数えたら、刃物を持って浴槽のぬいぐるみを刺す。「次は○○が鬼だから」と3回唱えたら、すぐに逃げて隠れること。
実況中継しながら実際にやってみた人の掲示板には、「部屋に誰かいる」「何か引きずる音が近づいてくる」と戦慄の書き込みが続く…。
本当に“何か”起こるのか、単なる都市伝説なのか? ネットで話題の降霊術を題材にした新感覚ホラーに若手女性作家が挑戦した力作。登場人物が次々と“何か”に襲われていく戦慄にあなたは耐えられるか?(税別667円)