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初代タイガーがデビュー記念日に会見!6.20後楽園でストロングスタイルプロレス開催!

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初代タイガーマスク

 初代タイガーマスクが都内で『ストロングスタイルプロレスVol.2』(6月20日、後楽園ホール)に関する会見を行った。会見が行われた日は1981年、蔵前国技館でダイナマイト・キッドを相手に“デビュー”した、タイガーマスクにとっての記念日。初代タイガーが当時に触れる場面もあった。

 4月23日の会見には先日WWE殿堂入りを果たした新間寿氏、初代タイガー、リアルジャパンプロレスの平井丈雅代表が出席した。

 平井代表は「メインイベントを発表させていただきます。スーパー・タイガーと船木誠勝選手がタッグを組みまして、相手は藤田和之選手、ケンドー・カシン選手。このタッグマッチをメインイベントとさせていただきます。第2弾を行うにあたりまして、ストロングスタイルができるプロレスラーは誰か、と相談しました。

 うちのスーパー・タイガー、船木さんに決定し、その相手として誰がストロングスタイルの相手にふさわしいかと検討し、藤田和之選手、ケンドーカシン選手、この2人と対戦することになりました。藤田和之選手はリアルジャパン初参戦となります」と6.20後楽園大会のメインカードを発表した。

 これを受けて初代タイガーは「次回大会はストロングスタイルが復活ということで、この試合が組まれることになりました。いい試合に必ずなると思いますので、みなさん期待してご来場ください」と呼びかけた。藤田の印象については「タックルですね。タックルを生かしてプロレスをやっているということは大変。地味なんですけど速さにびっくりすると思います。タックルとスーパーの蹴りが当たったら、大変なことになっちゃうと思う。そこを見ていただきたい」とコメント。また「猪木イズムは分かってると思うんで、やる必要はなかった」と佐山が藤田を指導したことはなかったと明らかにしている。

 さらに初代タイガーは、デビュー記念日ということもあり、タイガーマスクとしてデビューを果たした当時のエピソードもいくつか披露。初代タイガーはサミー・リーのリングネームで遠征中のイギリスから緊急帰国して、タイガーマスクとしてデビューした。「(タイガーマスクを)意識したのは3、4試合経ったころからですかね。あまりにもお客さんのフィーバーがすごいんで、『これはイギリスに帰れないんじゃないかな?』と思いました」とポツリ。

 「僕は新日本プロレスに入った時も新間さんにお世話になっているんですね。新間さんに連絡して、新間さんが入れてくれたようなものなんですけど。で、今度はタイガーマスクも新間さんなんですよね。運命を感じます」とタイガーマスクへの道に導いた新間氏への感謝の気持ちを口にした。

 さらに初代タイガーは「当時、僕はタイガーマスクのイメージが全く分からず、サミー・リーをやるしかなかった。新間さんの新間ワールドの中にはイメージが何かあったんでしょうね。あれを新日本でやるというのは考えられないことだと思いました」と続け、『タイガーマスク』の原作者、故・梶原一騎氏についても「梶原一騎先生は優しかったイメージしかないです。すごい優しかったです。僕にだけお小遣いをくれますしね。『タイガーよく来たな』って目を細めて言ってくれるんで、優しかったですね。いい思い出です。ファンの夢はつぶせないですね。プロレスファンは温かいです。熱いですしね。プロレスって夢がありましたよね」と当時を振り返っていた。

 初代タイガーが抱くストロングスタイルの信念は、昭和から平成、平成から令和に時代が変わっても全く変わらないのだ。

文 / どら増田
写真 / ©︎リアルジャパンプロレス

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