ヒューは、失神、めまいと呼吸困難を訴え、西ロンドンにある病院の救急病棟に搬送された。しかし、ヒューは「救急隊員の時間を無駄にしたくない」として救急車を呼ぶことを拒否し、「大騒ぎする」ことなくチェルシー・アンド・ウェストミンスター病院で何時間も待ち続けたらしい。
ザ・サン紙に関係者は、「彼が大スターだなんて考えもしませんでした」と語っている。ヒューのスポークスパーソンは、22日の健康不良についてのコメントは控えているが、その後退院し、現在は自宅療養しているといわれる。
ヒューは先日、ガンのチャリティー団体マリ・キュリーの大使としてイギリスの医療スタッフを激励し、2001年にすい臓ガンで亡くなった母の最後の日々について語っていた。
「看護師さんたちはとにかく素晴らしかった。死にかけている人たちと辛い中で座りながら、全ての人生を費やしている。普通のナショナル・ヘルス・サービス(イギリスの国民保健保険)の看護師であろうと、マリ・キュリーの看護師であろうともね」「彼ら彼女たちの収入なんて大したことはないけど、僕のヘッジファンドやっている友人たちの隣に並んでいても、どちらが幸せかなんてスグにわかるよ」
ヒューはウェブサイトhealthtalkonline.orgに、もし母が闘病中にこの機関の援助があったならば、と感じていることで10万ポンド(約1300万円)を寄付している。