本作は2007年に第1シリーズが放送された人気ドラマシリーズの第2シリーズだ。大手食品商社「S&F」に再び復帰したハイスペックな “スーパーハケン”の主人公・大前春子(篠原涼子)が、社内で起こる数々の事件やトラブルを解決していくというストーリーだ。
本来は4月15日から放送を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により撮影が延期したため、4月22日から第1シリーズを再編集した『春子の物語 ハケンの品格 2007 特別編』(日本テレビ系)が放送された。その後、6月3日と10日には仲間由紀恵主演の人気ドラマ『ごくせん』の第1シーズンを再編集した『ごくせん2002特別編』(日本テレビ系)が2週に渡って放送された。
>>『ハケンの品格』再放送に登場した加藤あいに「懐かしい」の声 現在の活動は?<<
当時放送予定日のおよそ2か月後の本日に放送スタートすることに関して、作品ファンからは「ついに今日放送か!ずっと待ってた~。楽しみ!」「コロナ明けで仕事始まったからモチベアップとして見たい」「ハケンの品格の再放送見て、早く新作見たいって思ってたから、新シリーズ放送嬉しい!」という期待の声が集まっている。
一方で、「ハケンの品格、再放送でお腹いっぱいだわ」「ハケンの品格、予告しつこすぎて何か見る気失せた。告知もほどほどがいいよ」「ごくせんの続きが見たかった…」「ごくせん1話2話しかやらないのめっちゃ中途半端…。せっかくなら全話見たい」という不満の声も挙がっている。
「『ごくせん2002特別編』は、第1話が12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)第2話が12.1%という高視聴率を記録しました。一方、『春子の物語 ハケンの品格 2007 特別編』は最高視聴率が11.4%で、話数の半分以上は視聴率が一桁。最終夜では本シーズン最低視聴率の9.2%という結果に。『ハケンよりも、ごくせんの再放送もっとやってほしい!』という声が多いのは、『ハケンの品格』よりも『ごくせん』の人気が高いことも原因の一つと言えます。
さらに、『ハケンの品格』の特別編を放送したことで、『再放送見て、新作もこのメンバーだけがいいって再認識しちゃった』『山本舞香とか中村海人とか、新キャストが入るとか違和感しかない』と新作に対してマイナスな印象を抱くファンもいるようです」(ドラマライター)
『ごくせん』の再放送を望む声が多い中、日本テレビは16日に『ごくせん』の第1シリーズを最終回まで放送すると発表した。6月28日に第3~5話、7月4日に第6話、7月5日に第7話、7月11日に第8~10話、7月12日に第11~12話の放送を予定している。
果たして、『ハケンの品格』の新シリーズは『ごくせん』の視聴率を超えることができるのだろうか。視聴者の反応も併せて注目したい。