団体の枠を越えて、アジャ・コングや尾崎魔弓らのベテラン勢、トップクラス、若手が集結。主役のGAMIは実に4試合に出場。一つずつカラーを変え、かつて自分が所属していた団体のメンバーたちと対戦。メーンイベントにはジャパン女子の同期が集い、OGの福岡晶、紅夜又、斉藤澄子が一夜限りの復帰を果たしたが、全試合を終えた時点で勝ち星のないGAMIは、超満員札止めとなった客席から「大人げない」という声が飛ぶが、自分が勝つまでメーンを延長。
それでもなんとかボリショイを下すと安堵の表情を見せた。GAMIは試合後、「疲れた」とポツリ。それでも本人の現在、過去、未来が詰まった20周年記念大会は、出場した選手たちが「楽しかった」と笑顔を見せる、温かみに満ちたものであった。