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同級生に売春強要した女子中学生2人を逮捕

 京都府警少年課と伏見署は3月7日、友人の中学3年の女子生徒(15)に売春を強要したとして、京都市の同級生の女子中学生2人(ともに15)を、児童福祉法違反(児童に淫行させる行為)容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年8月28日、女子生徒にツーショットダイヤルで勧誘した無職の38歳と39歳の男2人(ともに児童買春・児童ポルノ法違反容疑で逮捕)と、同市内のホテルでみだらな行為をさせた疑い。

 女子生徒は別の会社員の男(42=公判中)とも売春させられていた。客からは1万〜1万6000円を受け取り、別の部屋に待機していた加害少女2人にほぼ全額を渡していた。

 3人は遊び仲間で、女子生徒は加害少女らの家に宿泊を繰り返し、家族や学校が府警に相談して、事件が発覚した。

 府警によると、加害少女2人は女子生徒が前日、電話に出なかったことなどに因縁をつけ罰金を要求。「私たちが(売春の)段取りをするから稼いでこい」と命じて、ツーショットダイヤルで相手を探して、女子生徒に引き合わせて売春させた。女子生徒は「友達でいられなくなるのが嫌だった」と、応じた理由を話している。

 常識で考えれば、友人にそんなひどいことを要求するのも異常。女子生徒もどうして応じてしまったのか…。とても、正常な友人関係ではなく、女子生徒は加害少女2人に従属、利用されていたにすぎないのではなかろうか。

 まだ年端もいかない中3の女子生徒。判断能力が乏しかったというしかない。加害少女2人も罪なことをしたものだ。
(蔵元英二)

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