左足大腿(だいたい)骨の骨折を報じられた樹木について本木は、13日に知人宅で階段を無理して上った際に骨折してしまったと述べ、15日に手術をし、「無事成功しました」とホッとした表情。その後の経過については「もともと気管支が弱いということや、がんの影響で肺が弱っていたこともあり、一時危篤状況みたいな場面もありました」と述べ、緊急の事態は回避、「今、ゆっくりのペースですが、リハビリを続けている状態です」と報告。一般的には全治6週間の怪我だというが、回復には個人差があり、復帰の時期などはまだ周囲もわからないとコメントした。
本木は「現実、声が出なかったり、まだいろんな管に繋がれている状況で、多少の不自由はありますが、リハビリを経て、車いすでの生活が可能になるよう頑張っているところです。少し声が出る状態の日もありますし、出ない日もあります。退院のめどはまだついていません」と説明。樹木の直筆のメッセージが書かれた紙も紹介したが、その紙にはイラストも添えられており、命を表現した糸がハサミでいつ切れてもおかしくないという自虐的なユーモアを交えたものになっている。本木は「自虐的で、わたしたちも見た時は笑ってしまった。樹木さんらしさ全開で」とため息。
また、樹木の夫である内田裕也についても触れ、樹木がもしものことがあった場合にと、手術前に内田に自ら電話を入れたことを紹介。「樹木さんが『今まで悪かったね』って言ったら、裕也さんも『こっちも悪かったな』って。そういう風に伝えたうえで手術に挑みました」と言い、「ワイドショーで(樹木のニュースを)知ったらかわいそうでしょう」と樹木が内田のことを気にかけていたことなども丁寧に説明していた。
(取材・文:名鹿祥史)