第7話ではチアダンス部の部員が20人に増えたものの、顧問の太郎(オダギリジョー)が事故で入院してしまったために、顧問代理を教頭(木下ほうか)が引き受けることに。教頭は「チアダンス部が全米優勝するためには時間を無駄にできない」と言い、部員に「恋愛禁止」を言い渡すというストーリーが展開された。
しかし、大半の部員に恋人や、気になる男子がいることが明らかに。また、メインメンバーの麻子(佐久間由衣)にラブレターを渡す男子も現れた。汐里(石井杏奈)も野球部の春馬(清水尋也)に黄色い声援を送る様子も流れるなど、どうやら恋愛禁止は守られていない模様だった。その後、ROCKETSは大会で見事優勝を果たし、次回は関西予選大会に挑戦するという展開が描かれた。
この日の放送に対し、視聴者からは優勝したことを喜ぶ声はもちろん、「成功と恋愛が相反するものではないって描き方がすごくいい!」「みんな恋愛禁止を無視して守る気がないところがすごい良かった!」「恋愛禁止を守らなくても勝利できたってところを含めて神回だったと思う」などと称賛する声が集まっていた。
実際、スポーツの強豪校で「恋愛禁止」を掲げている学校は少なくない。恋愛にうつつを抜かした結果、スポーツがおろそかになるという考えがいまだにはびこっているのだろう。しかし今回の放送で、部員が恋愛禁止を守る気がなかったのにもかかわらず大会で優勝したことで、「恋愛を禁止しなければ成功できない」といった考えに対するアンチテーゼ(反対の主張)になったと感じた視聴者も多かった模様。青春ドラマに恋愛要素はつきものだが、「何かを得るために何かを切り捨てなければならない」といった考えに違和感を持っていた視聴者は絶賛していた。
第8話は31日22時から放送される。最終回に向け、どのようなストーリーが展開されるのか、注目が集まる。