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番組スタッフのおかげでジャニーズ事務所に“貸し”を作れなかったNHK

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提供:週刊実話

 女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった「TOKIO」の元メンバー・山口達也(46)がMC務めていたNHK Eテレ「Rの法則」のスタッフが、番組に出演していた被害者と山口の連絡先交換の“仲介役”となっていたことを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 これまで判明している事実としては、山口は同番組の共演で被害者の17歳の女性と知り合い、自宅に誘って犯行に及んだという。

 事件を受け、同番組は5月7日の放送をもって打ち切りとなっていた。

 「同番組には10代の男女が出演。不純異性交遊に及ぶ可能性が大きいため、出演者同士の連絡先交換は基本的に禁止だったという。そのため、局内では『どうせ、スタッフが“仲介したんだろう』ともっぱらのうわさだったが、その通りだった」(NHK関係者)

 同誌の報道により、NHKはせっかくジャニーズに大きな“貸し”を作るチャンスを逃してしまったようだ。

 「V6の井ノ原快彦の今年3月いっぱいでの『あさイチ』のMC降板をめぐりジャニーズとNHKの関係は悪化していた。そんな中、山口がやらかしてくれたので、泥を被ったNHKは喜んでいたはず。ところが、スタッフが被害者との“仲介役”となっていたとあっては、ジャニーズサイトとNHKは“痛み分け”のような状態で“貸し”をつくるとまでには至らなかった。とはいえ、ジャニーズはしばらくNHKに対して強気には出られないはずだが…」(芸能記者)

 モラルのない大人たちのせいで被害者が生まれてしまったようだ。

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