search
とじる
トップ > トレンド > 【これじゃ売れない!】存在自体忘れられそうな男女POPユニット「mihimaru GT (ミヒマル ジーティー)」

【これじゃ売れない!】存在自体忘れられそうな男女POPユニット「mihimaru GT (ミヒマル ジーティー)」

 2008年のNHK紅白歌合戦に「デビュー4か月」で初出場したエイベックス所属のGIRL NEXT DOOR(ガールネクストドア)。彼らの紅白出場は、同所属の韓流グループ「東方神起」とセット営業で決まっただとか、ジャニーズ事務所の出場数に対抗しての無理強いだとか、いろいろな憶測が走った。その後、アルバムも売って、2009年はある程度の人気を保ったガルネクは、翌年の紅白も出場。宣伝に対してCDが売れていないとは言われているが、「親しみのある女の子」という意味のユニット名とおり、ボーカル千紗は歌にドラマにと、明るいキャラクターが定着してきた。

 彼らが紅白に初出場した前年、ユニバーサルミュージック所属のmihimaru GT(ミヒマル ジーティー)という男女のPOPユニットがデビューし、「気分上々↑↑」という、とてもノリのいい曲がヒット。紅白に出場していた。華やかな衣装を身に付けたボーカルのヒロコ(本名:阿久津博子)が低調ぎみな“赤組”を一生懸命盛り上げていたのを思い出す。
 歌も踊りも上手で、中高生の若い女の子ウケをねらったmihimaru GT。この後現れた、ターゲットも趣向もカブるGIRL NEXT DOORにのされるように追い立てられるとは夢にも思わなかっただろう。

 案の定、ガルネク登場とともにPOPシーンからしりぞけられたmihimaru GT。よく見るとオデコ広めの野生児で、ギャルでもないガルネク・千紗は昭和風味の女の子。ミヒマル・ヒロコの方が“カワイイ”を意識していて、結婚願望の強いより「今風」な女の子なのに、今となってはガルネクよりも古く見える。今さら何か新しい売り出し方ができるハズもなく、ミヒマルは何となくガルネクの2番手みたいなユニットになってしまった。

 元々消えやすいけど、エブリリトルシングやドリカムみたいに当たると大きい男女ユニット。最近は、他に同じようなグループが不作であるため、落ちっぷりが目立ってしまうmihimaru GTだが、明るく実力もあって何も悪くないのだから、もう一花咲かせたいところだ。今のままでは、そのうち存在自体が忘れられちゃうかも。
 何も無い「いい子ユニット」でCDが売れないよりは、売れるために多少不可思議なコト(着うたポイント倍返しとか)をするのがエイベックスのやり方。天下のユニバーサルミュージック所属のmihimaru GTもこのいいところ(?)はマネてみたらどうだろう。そのためにはまず、相方の男ミヤケ(本名:三宅光幸)をV6の三宅に一時すり替えてみるとか、多少過激な行動が必要かもしれない。(コアラみどり)

写真 (けっこう売れたベスト版。『THE BEST of mihimaru GT』ユニバーサルミュージック)

関連記事


トレンド→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

トレンド→

もっと見る→

注目タグ