長澤まさみといえばドラマ『都市伝説の女』などで度々クローズアップされるその美脚。2012年のコスメアワードでは「子供の頃から、ミニスカートを履いて脚を出すことをよくしていて。見せると自分も身が引き締まる」と美脚を出し惜しみしない理由を語った。
しかし誰にでも無償で美脚を解放するわけではない。一部週刊誌によるとドラマの撮影中、野次馬から勝手に写真を撮られた際、「撮らないでよ!」と直接注意しにいったという強気な一面もある。さらに映画『モテキ』のインタビューでは「脚だけのアップとかがあって恥ずかしい」と女性としての羞恥心も兼ね備える長澤まさみ。
今まで彼女の前を通り過ぎてきた幾人もの男性がその美脚に魅了されたことだろう。あのスラリと伸びた完璧な美脚を視界に入れず、素通りできる男などいるわけがない。とはいえチラ見などしても女性から不信感を抱かれるだけ。過去に一般女性を対象としたアンケートによると9割以上の女性が男性のチラ見に気付いているというデーターもある。こちらの視線に気付かれ、エロ男のレッテルを貼られてしまってはまさみとの恋はそこでおしまいだ。
やはり男ならばチラチラと見るようなマネはせず、視点を一直線に下半身へと向けるべきだろう。しかし股間あたりを凝視するだけではただの変質者でしかない。そこでオススメしたいのがヘッドホン凝視法である。これは普段、見たいけどなかなか視線を合わせづらいという状況において、周りからわかるぐらいの大きめなヘッドホンを耳にあて、対象を見つめる方法だ。コツは中途半端に視線を向けるのではなく、瞼を限界まで開き、対象物から一切視線をずらさないこと。その間は瞬きもしてはいけない。そうすれば音楽に夢中なオシャンティーな人としか思われないから安心である。
万が一にも相手が疑っている素振りを出してきたら若干肩を縦へリズミカルに揺らし「ボ…、ボ…、ボンバへッ!」と大声で叫ぼう。すると相手は「なんかあの人ジッと見てる…ん? な〜んだ音楽に集中しているだけの人か、かっこいい〜」とまったく怪しまれないのだ。
音楽にも造詣が深いことで知られる長澤まさみ。思う存分凝視したらあとはヘッドホンを華麗に外し「YO! YO!」と話しかけにいこう。共通の趣味を通じて二人の仲は急接近。やはり誠実な男に女は弱いもの。チラ見をしなかった唯一の男としてすでに信頼は勝ち取っているので、相手がこちらに惚れるのは時間の問題だろう。
(文・柴田慕伊)