鈴木容疑者には以前から武田家末裔の真偽についてネットで疑いの声が相次いでいた。
「ブログでは必死に武田家の一員をアピールしていましたが、その写真のほとんどが他人のサイトからのまるパクリ。酷いものでは“フランスの親戚のおじさんと散歩した”という書き込みの写真が映画『ボディーガード』の一場面をそのまま切り取った写真で、写真に写る親戚のおじさんは米俳優のケビン・コスナーその人だったんです。そんな安っぽい嘘が次々とバレはじめると彼女はすぐにブログを閉鎖。その後、失踪説まで流れていました」(テレビ番組放送作家)
一端は表舞台から姿を消し、ガールズバーの経営者という肩書になっていた鈴木容疑者。だが、彼女を知る人物はこう語る。「実際は雇われ店長て話っすよ。いまも川越のマンションに住んでいるはずだけど、昔っから万引きを繰り返しちゃ出禁になることで有名でしたね。地元はモチロン、アルタやマルキューも一筆書かされて出禁になったって噂。そんで誰かが付けたアダ名が“パクること風の如く”(笑)」
数々の嘘だけでなくついに逮捕にまでいたってしまった問題モデル。「信玄末裔」を堂々と誌面に書かせてしまった事務所や出版社はいまどんな心境なのだろうか。(明大昭平)