ベストセラー作家・百田尚樹氏による上下巻累計170万部突破の歴史経済小説を映画化。主人公の国岡鐡造は出光興産創業者の出光佐三をモデルとしており、国岡鐡造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。
「監督は山崎貴氏で主演は岡田。百田氏の原作を映画化し、興収87.6億円の大ヒット作品となった『永遠の0』(13年公開)と同じコンビ。岡田の脇を固めるのは吉岡秀隆、鈴木亮平、堤真一ら演技派ばかりで女性キャストは綾瀬はるかぐらい。岡田は主人公の95歳までを演じるなど相当役に入っており、映画賞を総なめにする可能性もありそうだ」(映画業界関係者)
岡田は「永遠の0」で14年度の日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を獲得。2年ぶりに栄冠を手にする可能性もありそうだが、そこでプレッシャーがかかるのが、主演映画「無限の住人」(来年4月29日公開)が公開を控える木村拓哉だというのだ。
「木村といえば、時代劇映画初主演となる『武士の一分』(06年)で『日本アカデミー賞』の優秀主演男優賞を辞退。『賞レースには参加しない』という所属のジャニーズ事務所の方針を貫いたというが、その後、岡田、嵐の二宮和也が2年続けて『日本アカデミー賞』の最優秀主演男優賞を受賞。木村はまるで“敵前逃亡”のような形になり赤っ恥をかいてしまった。しかし、ソロになって最初の映画主演作だけに、関係者の間には早くも『なんとしてもヒットさせなければ』というすさまじいプレッシャーが。木村としてもなんとか映画賞がほしいところのようだが、岡田の映画と公開時期がずれガチンコ対決にならなかったのがせめてもの救いか」(芸能記者)
ムービースター・キムタクの評価やいかに。
*画像 「海賊とよばれた男」公式ツイッターから