事の発端となったのは、23日に投稿された犬丸氏のツイート。一般ユーザーの人気特撮テレビドラマシリーズ『仮面ライダー』に関するツイートに返信する形で、「まだテレビでやってるの?」と疑問を呈しつつ、「私が子どもの頃の何十年も前に登場したけど。まさかその当時の子供が年老いた今でもテレビで見てるってことは無いよね?」とツイートした。
その後、犬丸氏はその一般ユーザーとのやり取りの中で、大人が『仮面ライダー』を視聴していることを知り、「大人が見てる?信じられない。永遠の子供?」とツイート。これを『仮面ライダー』を観る大人への中傷と考えたツイッターユーザーから抗議が寄せられると、「仮面ライダーを敵になんかしてないけど。いい年した40、50、60過ぎた大人が仮面ライダーをいまだに見てるということを驚いちゃいけないの?」「忙しい大人はテレビ見る時間もないのに、ましてや仮面ライダーを見るなんてありませんね」と投稿した。
しかし、実はこの犬丸氏、2017年に逝去。ツイッターはいまも精力的に更新され続けているが、その理由は犬丸氏の妹で自身も政治家をしているという女性が犬丸氏に代わりツイッターを更新し続けているという。当初、2017年の衆院選で犬丸氏の意思を受け継いだ形で立候補した妹が、自身のツイッターが凍結されてしまったために、情報発信として代わりに使用していたとのことだが、落選後もツイッターの利用を続行。これに違和感を覚えたネットユーザーからは、「逝去した人のツイッターを利用って死者を冒涜してない?」「モラルがなさすぎる」「普通亡くなった自分の姉のTwitter垢使って他人に攻撃しようなんて発想にはならない」といった声が集まっている。
犬丸氏も、ツイッターを更新している妹も、「不正選挙」の追及で知られていたが、今回のことでネットからは「不正使用」の指摘も出ている。犬丸氏のツイッターアカウントには公式認証バッジも出ているために、妹のツイッター利用については、いまもなお疑問の声が集まっている。なお、現在は既に一連ツイートは削除されている。
記事内の引用について
犬丸勝子と共和党公式ツイッターより https://twitter.com/inumaru19