長きに渡って数々の写真集や雑誌の表紙をかざるアイドルたちを撮り続ける野村誠一。少女らしさを前面に押し出した表情、さりげなくしなやかなポージング。野村誠一が撮影するグラビアはどれをとっても被写体にとって最高の瞬間が切り取られていて、アイドルたちからの信頼も高い。
そんな野村の長年の夢であったスクリーンへの挑戦が、現在渋谷のシアターイメージフォーラムで公開中の『ナチュラル・ウーマン2010』。女性フォトグラファー容子(亜矢乃)と、ミステリアスな元恋人・花世(汐見)を取り巻く愛の物語は、松浦理英子原作の人気小説を、亜矢乃、汐見ゆかり、英玲奈、木下あゆ美、野口かおるらの豪華キャストで映像化。切ないほどに美しい女性たちが、恋に出会い、愛に揺れ、彷徨う姿を繊細に描き出している。
『ナチュラル・ウーマン2010』を現在公開中の渋谷のシアターイメージフォーラム(http://www.imageforum.co.jp/theatre/)では、5月8日(土)18:30の回上映終了後に、『ナチュラル・ウーマン2010』ウーマンズトークと題したイベントが予定されている。原作者の松浦理英子女史と、亜矢乃 汐見ゆかり 英玲奈 木下あゆ美 野口かおる(*登壇者は予告なく変更する場合あります。)を迎え、“女子会”のようなセキララ対談を展開、こちらも楽しみだ。
写真:(映画『ナチュラル・ウーマン2010』)
(C)2010 松浦理英子/Softgarage