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「いろんな人がムカついている」古市憲寿氏の小説、まさかの芥川賞候補に 受賞の可能性は?

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 17日朝の『とくダネ!』(フジテレビ系)で驚きのニュースが報じられた。“炎上”発言で知られる社会学者・古市憲寿氏の小説が、第160回芥川賞の候補作に選出されたというのである。

 その候補作は、古市氏にとって初めての小説『平成くん、さようなら』(文藝春秋)。安楽死をテーマにして、生きることの意味を問い直す内容となっているが、この『とくダネ!』冒頭、いきなり司会の伊藤利尋アナウンサーから、「先生、おめでとうございます!」と呼ばれた彼は、冷静に「まだまだ候補なんですけれども」と回答。また、「いろんな人がムカついていると思うんですよ。なんで古市が候補なんだっていう」と、自分の置かれた状況も冷静に俯瞰していた。

 さらには、「でもそういう人は、逆にほかの候補作も面白いので、読んでもらって賞が盛り上がれば」という大人な発言もしていた。

 古市氏の著書は安楽死がテーマというが、具体的にはどんな本なのか?

 「主人公は、平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、現代的な生活を送る『平成くん』です。彼は合理的でクール、性的な接触を好まない。ところがある日、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の“愛”に告げます。これだけでも、この主人公は古市氏を擬人化したものということが分かるでしょう。彼の思いや実体験がそのまま反映されているのでリアルなのです」(芸能記者)

 候補に残っているのは古市氏の著書を含めて6作品。ズバリ受賞の可能性はあるのだろうか?

 「可能性的には高いと思います。権威のある芥川賞ですが、近年は出版不況の影響で売上重視の傾向を強めています。2015年、第153回芥川賞にピース又吉直樹 の『火花』(同)が受賞し、 253万部(単行本のみ)を記録したのがその好例でしょう。つまりはメディア露出している人が好まれているのでは」(同)

 芥川賞の選出対象となる作家は、かつては「無名あるいは新人作家」に限られていたという。だが最近は、すでにキャリアを重ねている作家が受賞することも珍しくなく、新人の登竜門ではないようだ。いずれにしても受賞発表は来年1月16日。これで古市氏が獲ったらアンチが黙ってないかも!?

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